内痔核とは、肛門の直腸粘膜と肛門上皮の間にある歯状線よりも内側にできるいぼ痔です。排便時に強くいきむことで粘膜がうっ血して発症します。粘膜は知覚過敏がないので痛みを感じにくく、排便時の出血や痔核が脱肛して気が付くケースが多いです。
大腸肛門を専門とするクリニックとして、
お尻の症状で悩む
患者の健康のサポート
- 麻酔科
専門医師が
常駐 - 痔の
日帰り
手術 - 大腸と肛門の
専門医師による
診療 - 女性医師が
在籍 - 大腸肛門病学会
認定施設
大腸肛門を専門とするクリニックとして、
お尻の症状で悩む
患者の健康のサポート
肛門の病気で受診される患者様は、恥ずかしさや不安など大きなハードルを越えて当院に来られたのだと思います。
ご自分でも大きな「つらさ」と感じておられるはずですから、当院ではそのつらさをしっかり受け止め、
患者様の治療に対する要望を把握することから始めます。
「このくらいの症状はお薬で、それ以上は手術で」といったしゃくし定規の対応ではなく、
患者様を基準にしていつ・どのように治療するかを決定します。
「こんな軽い症状でも大丈夫だろうか」「ここまで放置して怒られないか」といった心配は不要です。
場合によっては痔ではなく大腸がんなど別の病気の可能性もありますから、気兼ねすることなく早めに受診しましょう。
痔の手術では、麻酔がしっかり効いていないと、少し触れただけでもお尻の筋肉が締まって、手術の妨げになってしまいます。
よって、確実かつ安全に配慮しながら麻酔を行うのは、肛門手術においてとても大切です。
そのため、当院のように麻酔科専門医が常駐していることによって、患者様の安全を第一に考え、痛みのある方にはお薬を調節していきながら、手術中の痛みやつらさの軽減に努めさせていただくことが可能です。
通常の痔の手術は、1週間ほどの入院が必要です。しかし、麻酔を適切に使うことで、日帰りでも安全性に配慮した手術が提供可能です。
また、当院の院長は、大腸・肛門外科の専門であり、大学病院での診察から手術、アフターケアまで一貫して行ってきたエキスパートです。
肛門に関する知識や経験が豊富で、患者様に大きな負担をかけることなく短時間で手術が終えられるのも、技術力によって、施術を行います。
麻酔と痔の手術、それぞれの専門家が協力し、チーム医療で患者様の手術を行います。
外科医として病院に勤務していた頃は、内視鏡検査から診断、手術、術後の抗がん剤治療も含めて初めから終わりまで全部自分で患者様を担当するという経験をしました。
排便時の出血でご来院される方が多く、痔だと思っていたら、実は大腸がんや潰瘍性大腸炎が見つかるという可能性は大いにあります。
大腸の内視鏡検査や胃の内視鏡検査を行うことで、がんの早期発見・早期治療も可能です。
お尻の診察は誰もが恥ずかしいなどの感情から躊躇されると思います。
ご来院される方々の多くが緊張されることも多いかと思いますが、まずは一緒に肛門鏡を見ながら、症状や治療法をわかりやすく説明させていただきます。
多くは軽症の方が多く、その後は定期的なフォローをさせていただくことが多いです。
一方でどうしても手術をしなければならない患者様もある一定数おられますので。その場合には不安なく治療が受けられるよう、最初から最後までしっかり寄り添い排便のコントロール、再発予防に努めます。
私たちは、年間978件の肛門の手術実績を誇っています(2023年4月1日から2024年3月31日までの期間を対象 ※ジオン注射単独療法は除外されています)。この実績は、当院の専門医の経験と技術、そして継続的な研修に基づいています。
当院は患者さんに最適な手術法を提案し、最善の結果を追求しています。
丁寧でわかりやすい説明を心がけています
患者様が抱えるお悩みをしっかりヒアリングし、「どんな病気なのか」、「どんな治療が必要なのか」
患者様にも分かりやすく丁寧に診断結果や治療方法をお伝えさせていただきます。
肛門・お尻の病気で多く見られるのが、痔です。
痔は、大きく分けていぼ痔、切れ痔、穴痔に分けられます。
当院では、症状や状態を確認して適切な治療を行っています。
また、痔の日帰り手術にも対応しています。
気になる症状をお持ちの方は、ご相談ください。
内痔核とは、肛門の直腸粘膜と肛門上皮の間にある歯状線よりも内側にできるいぼ痔です。排便時に強くいきむことで粘膜がうっ血して発症します。粘膜は知覚過敏がないので痛みを感じにくく、排便時の出血や痔核が脱肛して気が付くケースが多いです。
外痔核とは、肛門の直腸粘膜と肛門上皮の間にある歯状線よりも外側にできるいぼ痔です。内痔核とは違い、発症すると痛みを伴います。外痔核には、血豆のような血栓の塊ができる血栓性外痔核もあります。
切れ痔は便秘などで排便時に無理にいきむなどして肛門を傷つけて裂傷してしまう状態です。進行すると、切り傷が深くなっていき肛門括約筋が痙攣しやすくなって痛みを伴います。切れ痔が慢性化すると潰瘍や傷口から化膿してしまうことがあります。
肛門組織に大腸菌が入り込んで、炎症や感染を引き起こすと、化膿して肛門周囲膿瘍を発症します。痔ろうは肛門周囲膿瘍から細菌や膿などが出口を求めて肛門の外側へと進行していくと
トンネル状の穴ができる状態です。
膿が下着についたり痛みが出るほか、発熱やお尻の熱感などの症状が現れます。
放置してると、トンネルが複雑化したりがんを発症する恐れがあります。
中等度の内痔核・外痔核、浅い単純痔ろう、血栓性外痔核、肛門周囲膿瘍などの肛門疾患の日帰り手術に対応しています。
内痔核には、切らずに治すジオン注射(ALTA療法)治療も行っております。
肛門手術 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
痔核硬化療法(ジオン注射) | 約7,000円 | 約20,000円 |
痔核根治術 | 約7,000円~約9,000円 | 約21,000円~約27,000円 |
痔核根治術+ジオン注射 | 約10,000円~約12,000円 | 約30,000円~約35,000円 |
裂肛根治術 | 約7,000円~約10,000円 | 約20,000円~約30,000円 |
痔瘻根治術 | 約7,000円~約14,000円 | 約20,000円~約42,000円 |
肛門周囲膿瘍切開術 | 約4,000円 | 約12,000円 |
血栓摘出術 | 約2,000円 | 約6,000円 |
肛門ポリープ切除 | 約2,000円 | 約6,000円 |
大腸がんの症状のうち、血便(血が混じった便)は、ご本人が気づきやすい「異変」の1つです。
「痔」も排便時に出血をともなう代表的な疾患のため、大腸がんの症状として現れている血便を、
痔のせいだと勘違いするケースも少なくありません。
排便時の出血でクリニックに来てみたら、痔ではなく大腸がんや潰瘍性大腸炎だったというケースが多くあります。
より確実に大腸がんを早期発見し、予防していただくために、
「日本消化器内視鏡学会専門医」が精度の高い大腸カメラ検査を行っています。
消化器内視鏡
専門医・指導医による
鎮静剤を使用した
苦痛の少ない
二酸化炭素送気法を
用いた
複数の医師とスタッフが
一丸となり
おしり・肛門には、痔のほかに様々な病気があります。
肛門科では、しっかりと病気を見定めて適切な治療を行うことが大切です。
お尻の疾患はデリケートな部分ですから、なかなか受診に踏みきれず、
市販薬で済まされている方も多いかもしれませんが、
専門のクリニックで治療を受けることで、早期改善が見込めます。
また、痔だと思っていたら、実は大腸がんや潰瘍性大腸炎が見つかるという可能性は大いにあります。
おしりの症状で気になることがございましたら、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。
初めまして。豊田クリニック院長の豊田哲鎬と申します。
大学卒業後は消化器外科医として、主に大腸肛門疾患に対して外科治療、内視鏡治療を行っておりました。
私も自分の専門分野を活かしながらも、専門に偏らず患者様のご不安を一緒に考え解決できるような、地域の皆様に寄り添った診察を心がけたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
院長豊田 哲鎬Toyoda Tetsutaka
資格・所属学会