血便が出る原因と受診の目安|豊田クリニック

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血便が出る原因と受診の目安

血便が出る原因と受診の目安|豊田クリニック

この記事の監修医師

豊田クリニック 院長 豊田 哲鎬

日本大腸肛門病学会 専門医・指導医/消化器内視鏡専門医 ほか

日本医科大学卒業。消化器外科にて大腸・肛門疾患の診療、内視鏡検査に従事。

医師紹介はこちら 最終更新日:2026.04.20
豊田クリニック 院長 豊田 哲鎬

血便が出るときに考えられること

血便が出ると、「大きな病気ではないか」と不安になる方も多いかと思います。

一方で、「一度だけだから様子を見てもいいのでは」と迷われるケースも少なくありません。

血便は、痔など比較的よく見られる原因によることもあれば、腸の病気が関係していることもあります。

症状の出方だけで原因を判断するのは難しいため、必要に応じてきちんと確認することが大切です。

当院では、肛門の診察だけでなく、大腸カメラによる検査にも対応しており、症状に応じた診療を行っています。

考えられる主な原因

血便の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 内痔核(いぼ痔)
  • 裂肛(切れ痔)
  • 痔瘻
  • 大腸ポリープ
  • 大腸炎(感染性腸炎・潰瘍性大腸炎など)
  • 大腸がん

出血の色や量、タイミングによっても考えられる原因は異なります。見た目だけで判断するのは難しい症状です。

受診の目安

次のような場合には、一度医療機関での確認をおすすめします。

  • 排便のたびに出血がみられる
  • 便に血が混じる、または付着する
  • 黒っぽい便が出る
  • 腹痛や下痢など、ほかの症状もある
  • 出血が繰り返し起きている

強い症状でなくても、続いている場合はご相談ください。

放置するリスク

痔が原因であった場合でも、症状が長引くことで生活に支障が出ることがあります。

また、まれに大腸の病気が隠れているケースもあり、早い段階で原因を把握しておくことが重要です。

当院での検査・診療について

当院では、まず症状やこれまでの経過について詳しくお伺いします。

そのうえで必要に応じて、以下のような検査を行います。

  • 肛門の診察
  • 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
  • 血液検査 など

肛門の病気だけでなく、大腸の状態も含めて総合的に判断し、患者さまに合った治療をご提案します。

症状によっては、日帰りでの処置や手術が可能な場合もあります。

安心してご相談いただくために

おしりの症状は、どうしても受診のハードルが高く感じられる分野です。

「この程度で受診していいのか」と迷われる方もいらっしゃいます。

当院ではプライバシーに配慮した診療を行っており、初めての方でもご相談いただきやすい環境づくりを心がけています。

女性医師による診察も可能ですので、ご希望があればご相談ください。

血便についてよくあるご質問

血便はどんな色だと注意が必要ですか?
鮮やかな赤い血の場合は肛門付近からの出血が多いですが、黒っぽい便の場合は消化管の奥からの出血が疑われることもあります。当院では出血の色や症状の経過を確認したうえで、必要に応じて検査をご提案しています。
一度だけの血便でも受診した方がいいですか?
一時的なこともありますが、当院では原因がはっきりしない場合は一度状態を確認することをおすすめしています。特に繰り返す場合はご相談ください。
痛みがない血便でも問題ないのでしょうか?
痛みがない場合でも、大腸の病気が関係していることがあります。当院でも、痛みの有無に関わらず症状がある場合は必要に応じて大腸カメラなどの検査をご案内しています。
血便は痔と考えて様子を見てもいいですか?
実際に痔が原因であるケースも多いですが、自己判断が難しい症状です。当院では肛門疾患と大腸疾患の両方を考慮して診察を行っています。
若い人でも検査は必要ですか?
年齢に関わらず症状がある場合は確認が重要です。特に40歳を超えて一度も内視鏡の検査をしていない患者さんは一度検査を推奨しています。
大腸カメラは必ず受ける必要がありますか?
すべての方に必要というわけではありませんが、当院では症状やリスクに応じて検査をご提案しています。無理に行うのではなく、状態に合わせて判断します。
検査が不安なのですが大丈夫でしょうか?
当院では鎮静剤を使用して検査を行うことも可能で、できるだけ負担を軽減できるよう配慮しています。不安な点は事前にご相談ください。
手術が必要になることはありますか?
痔などが原因の場合、症状によっては手術が適応となることがあります。当院では日帰り手術にも対応しており、状態に応じて治療方法をご提案しています。
どの診療科を受診すればよいですか?
血便は肛門と大腸の両方が関係する可能性があるため、当院のように両方に対応している医療機関での受診が適しています。
放置してしまうとどうなりますか?
痔であれば悪化することがありますし、大腸の病気が隠れている場合は発見が遅れる可能性があります。当院では症状がある場合は一度確認することをおすすめしています。